2008年1月31日木曜日

What is RSS?

ブログやニュースサイトで見かける“RSS”アイコンをクリックすると,メールみたいにそのサイトの更新が通知されるようになる.最初は“なんだこれ?”てなかんじでよくわかんなかった.なんでも“Rich Site Summary”,“RDF Site Summary”,“Really Simple Syndication”というような略称であると言われてるらしんだけど,何をどう利用するものなのか誰かに教えてもらうまでわからないよなー.でも,使っているうちに,いままでのインターネットの不便が解消され,便利な機能だってことが実感できるハズ.更新情報をタイムリーに知る画期的な手段だもんね.
RSSは一言でいうなら,サイトの要約とその内容があるURLなどを抜き出したファイルのこと.このファイルのデータをRSSリーダーやRSSに対応するウェブサイトに登録しておくことで,目的とするサイトの内容が更新されたときに,その情報をクライアント側に伝えてくれるんだ.ブログツールの場合,更新作業と同時にRSSファイルが生成される.このような仕組みのお陰で,日々手動で更新情報の有無を確認する手間が省ける.お気に入りのサイトが数十,数百箇所にも及ぶ場合を考えると,その便利さが容易に想像できるよね.
RSSリーダーが設定された一定の時間ごとに自動的に最新の情報がないかどうかをチェックするさまは,メールに似ているんだけれど.メールとは明らかに違う点がいくつかある.
RSSは,自ら選択したRSSフィードからしか情報をを取得しないので,メールのように意図しない相手から情報が配信されるスパムが発生しない.また,情報発信者から見ると,メールは配信するときだけ負荷がかかるけれど,RSSはエンドユーザが個々に最新情報がないかどうかRSSが置かれたサーバにアクセスしてくるので,トラフィック過多になる可能性がある.つまり,一つのサーバに多くのRSSリーダーが同じタイミングでアクセスした場合,サーバの運用コストが増してしまうことになる.今のところはまだ問題になってないけどね.
RSSはXMLの派生の一つで,主にその更新情報のタイトル,URL,更新日時,要約が重要な要素となっている.RSSには,基本的にテキストの情報しか記述しないけれど,音声や動画を付けるPodcastingと呼ばれる技術が使われる例もあるんだ.音声ファイルであるMP3ファイルへのリンク先をRSSに記述し,自分のパソコンにダウンロードする.iTunesなどのプレイリストにダウンロードしたファイルを自動的に追加することで最新の音声情報を聴く事ができる.iTunesの場合,プレイリストに追加された情報はiPodを接続すれば自動的に転送することが可能だ.このシンプルな仕組みでありながら,人間には面倒だと思われる多数の情報をチェックし通知してくれるRSSは,一見わかりづらい印象を与えるけれど,急速に普及している.ヤフーなんかは,独自に拡張してビデオ検索とかの自社サービスに使ってるみたい.使い方によっては,強力なマーケティングツールに成り得る可能性を秘めているかもしんない.ちょっと注目してみてはどうでしょ?

そういえば,iPod最近触ってないや^^;

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