2008年4月1日火曜日

The new fiscal year

入院4日目.絶食中です.

目が覚めて暫くすると,羽田の方角から日が昇ってきた.雲ひとつ見当たらない晴れ.入院している東邦大学医療センターの大森病院は,近くに高いビルがないので見晴らしがとっても良い.反対側の窓からは真っ白な雪をかぶった富士山が見える.昨日までの雨で大気のチリやホコリ,花粉なんかが洗い流されたからなんだろう.とっても空気が澄んでいる.社会人としての生活をはじめるスタートの日としては恵まれ過ぎてるって言ってもいいくらい良い天気だー.これなら,ちょっとくらい不安があったって気分よく出勤できるってもんだ.

午前中にメールをチェック(っても,メインの職場のメールだけ見れないんだけどね^^;),今日中にやらなきゃならないことを幾つか片付ける.ん?どうやら隣のベッドの若い方は今日退院するみたいだ.素直にうらやましい.病院jはキライだ.あれしちゃダメ,これしちゃダメ.好き勝手に身動きできない.ちょっと売店に行くだけなのに介護付きの車椅子でないと病室を出れない.ちょっと外でタバコを吸うことも気が引ける.昼過ぎ,隣の若い彼は迎えにきてくれた親族と満面の笑顔で病院を退院していった.くっそー.幸せそうな人が憎らしく思えてしまう.ううー.わんわん!!

そして1時間後,さっき空いたばかりのベッドに新しい入院患者さんが搬送されてきた.どうやら救急っぽい.カーテン越しで,顔や体はよく見えないけれど,もう定年退職されたかなり年配の方のようだ.だけど元気が良い.ホントに病人か?看護師さんから“夜寝れますか?顔が赤いですけどアレルギーですか?”と訊かれ“寝れる.6杯から10杯,焼酎の水割りを飲めば.顔が赤いのは朝まで飲んでたからだ!”だって.久々に笑うの必死で堪えちゃった^^;ちなみに,この方もぼくと同様に腸に炎症が強く出ているらしく,絶食で点滴による輸液,抗生剤で治療を開始するみたい.
夜になると,お孫さんを含むこの方のご家族の方がたくさん病室に訪れた.なんか,みんなに尊敬されているおじいちゃんみたい.

子供いらないけど,孫がほしいな.グランチャーイルド!!!

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