2008年2月26日火曜日

Tuning

なんでか理由は知らないけど,手元には楽器の音合わせのための道具が幾つかある.チューニング・メーターが3つと音叉が1つ.以前ギター弾いてたときは,アンプとギターの間にチューニング・メーターを組み込んで使ってたけど,最近は音叉を使うことが多い.理由は簡単.音叉はかさばらないし,電源がいらなくて手軽だから(その反面,失くす回数が増えちゃう).そして,演奏してないときはしょっちゅう音叉を口にくわえて調弦してる.ちょっと貧乏臭いかもしんないけど^^;びんぼーサイコー!

すべての弦楽器は,うまく音を基準音に合わせることができても,その音程が保たれることは決してない.すぐに音程は狂いはじめる.たとえ弦が落ち着いてきても,湿度や温度,演奏方法により定まった音が上下してしまう.また,協和音程(唸りのない溶け合った響き)で完全に調弦できたとしても,開放弦の低い音は微妙にずれる(低くなる).これは,隣り合う弦の正確な協和音と(数学的な)理論上のオクターブが同一ではないからだ.ピアノの場合,平均律という調律でこのつじつま合わせをしている(ただし,これは人間の感覚が密接にかかわるため厳密な平均とはならないけど).だから,チューニング・メーターを見て,きっちりそのとおりに音程を合わせる必要はない,とぼくは考えてる.実際,バイオリンは協和音程にほんの少しの唸りを加えないと居心地の良い響きがしないものだからね.
それに,まったく同じ音程で鳴る楽器なんてものは,この世に存在しない.仮にあったとしても,奏でる人によって音は変わっちゃうし.
ま,結局好きなようにやりゃーいいんだ.うんうん^^;

って言ってたら,バイオリンの先生に説教されたことあったな.はは^^;

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