2008年2月6日水曜日

Blood test

MRの結果を伺いに病院へ.受付を済ませて待合所で待っていると,貫禄のある姉さん肌の看護士さんから“採血してきてください”と凄まれる.この人,怖い.あら?先週撮ったMRの結果を聞きに来ただけなのに?注射好きじゃないんだけどな.ま,いーか.しばらくして採血室から名前を呼ばれ,Yシャツの袖を捲り上げお注射.今日のはちっと痛かった-_-#
それから30分後,MRの結果発表.異常は見受けられなかったらしい.ふー,よかった.頭部の良くない部分については,今のところ日常生活に大きな支障は出ていないため,とくに医療的な対応をしないことにした.あえて治療するとしたなら,かなり大掛かりな治療になりそうで,その割には期待する効果がほとんど望めないんだそうだ.なんとなくそう思ってたんだけど,やっぱそうか.そして血液検査の結果.順調に回復に向かっているみたい.あともうちょいで人並みの体に戻りそうだ.

体のどこかに病変が起きると,なんらかの兆候が血液にあらわれる.血液検査の進歩は目覚ましく,検査項目は数百を数え,血液検査でその人の病気や体調についてほとんどがわかると言われている.採血方法は主に3種類あるけれど,ポピュラーなのが採血ホルダー(内部が低圧状態の専用ホルダーで吸引するタイプ).腕の静脈から採血する場合が多い.静脈は血液を心臓に戻す管で,動脈は心臓から全身へ血液を運ぶ管.動脈では勢いよく血が流れ,静脈の血液は穏やか.ちなみに動脈から採血すると,血が吹き出るおそれがあり,止血にも手間がかかるらしい.なので通常は静脈から採血する.ただし,静脈で採血することが難しい場合は動脈から採るんだって.
今日採血してくれた看護士さんに,採血後に貧血で倒れたりするのは何故か,訊いてみた.これは,血管をいじめられることに体がバリケード,じゃないや,デリケートに反応して自律神経失調症状態に陥ってしまうからなんだそうだ.そういう人は,採血後少しの間安静にしていれば心配ない,とのこと.

血液検査の結果,基準値の範囲ではない値が検出される場合がある.多くの場合神経質になる必要はないといわれているが,要注意しなければならない検査項目がある.
カリウム(K)だ.
カリウムはナトリウムとともに体の筋肉の動きを調整している.心臓は,心筋と呼ばれる筋肉によって動いている.つまりカリウムは心臓の活動に直接作用している.このカリウムの基準値は「3.7~4.8(mEq/L)」.この値より高くても,低くても心停止の原因になると言われている.ちなみに,外科手術で心停止させる場合や,諸外国で話題になる安楽死には,塩化カリウムが使用されている.

カリウム.カリが有るか無いか.うーん,男にとっては大きなテーマだ^^;

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