2008年2月24日日曜日

Episode 8 - Sanitary towel

最近うんこがおかしい.白っぽいし,うんこ臭くない.なんか魚が腐ったようなニオイ.何日か経つと,うんこするたびに肛門の辺りが痛くて大胆に紙で拭えなくなった.そして日を増す毎に痛みは酷くなり,土曜日の朝には咳き込むだけで激痛を伴うようになった.そして肛門の周りは固く腫れ上がってしまった.
一睡も出来ず月曜の朝を迎える.もうダメだ,病院に行こう.ネットで肛門科の病院を検索.運よく,歩いて行ける距離に信頼できそうな医院があることが判り,フロで体を清めた後に向かった.フロに入ったのは,手術しなければならない状態である確立が非常に高い,と素人なりに判断したからだ.

その医院は梅屋敷商店街通りのビルの2Fにあった.保険証を受付へ出し,肛門が痛いので立ったまま待つ.立ってるのはぼくだけだ.名前を呼ばれ診察室で触診.先生曰く“2,3日入院してもらって化膿している部分がより表面に移動してから切開するほうがいいんだけど”,とのこと.ぼくは“今すぐ切ってください”と懇願.もう,こんな状態が続くのは耐えられない.

1時間後,術着だけを身にまといベットでスタンバイ.すると恰幅の良い看護婦さん2人がぼくの体をガッチリ押さえ込む.結構すんごい力.局部麻酔を何回か注射して肛門の少し隣を切開.その瞬間,プスッという音がした.痛みは無い.20分程で手術は終わった.さかずき一杯分くらいの膿が出たらしい.肛門はガーゼで覆われた状態.さっきまでの激痛が嘘のように消えてなくなっていた.
つぎの日から職場に復帰.一週間は膿が出るらしいので,生理用ナプキンをパンツに付けて仕事をこなす.そして,トイレで用を済ませたあとナプキンに付いた膿が中心から外れているのを発見した.真ん中じゃない.

悔しさがこみ上げてきたのは,なぜ?

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